Backen Dichter(バッケンディヒター)
姫路のバッケンディヒターさんにお邪魔しました。
広畑天満宮の近くにある、静かな喫茶店のようなお店です。
店内
CREAのインタビューによると、Backen Dichterとは、ドイツ語で「パン作家」なのだそうです。
うん、凛としたたたずまいは文学者のよう。
ドイツパンで有名なお店だそうですが、それ以外のパンもたくさんあります。
また、店内にイートインもあります。
静かな店内でお茶とパンをいただきながら静かに過ごすのは至高のひとときですね。
今回のパンたち
今回買ったパンたちはこちら。
いちじくとくるみの食パン、ラムレーズンショコラの白パン、ブルーベリーヘーゼルの白パン、そして…
毎度のようにプレーンの食パン。
こちらはイギリス食パンです。焼きたてでした。
ラピュタパン
いつものようにラピュタパンでいただきました。
クラム(内相、内側の白いところ)が少し焦げる程度ににトーストすると、クラスト(耳)の上部から、砂糖を焦がしたカラメルのような香りと甘苦さが立ち上ります。
食感はふんわり柔らかめで、ちょっとだけもちっと。
別の日に、クラムの色が変わらない程度に抑えた焼き方でいただいてみましたが、卵やベーコンを乗っけるラピュタパンとしていただくのにちょっと柔らかすぎで、物理的に不安定でした。ちょっと強めに焼くのがラピュタパンには向いていますね。
味は粉や酵母の主張はあまり無く、ベーコンの塩味ととても相性の良いパンでした。
卵とベーコンを食べ終えて、最後にパン単体でいただくと、ほんのりミルク&バターの風味がしました。美味し。
今回は5枚切りでいただいたのですが、4枚切りでがっつりいただいても良いかもしれないなと思いました。
食パン以外のパンたち
ドライフルーツを使ったパンたちが美味しそうだったので、白パンとフルーツ食パンもいただいてきました。
白パンはとにかくふわふわの柔らかさが特徴的。
これまでいただいたパンの中でも指折りの柔らかさでした。
そして練り込まれたドライフルーツとの相性も良かったです。
特にラムレーズンショコラは、ややラムが効いた大人の味。
洋酒を傾けながら、夜にいただくのもいいかなぁと思いました。
そしてイチジクとクルミの食パン。焦げ目がつく程度に焼きました。
使われているイチジクやクルミの量は控えめで、それがパンの旨みを引き立てます。
イチジクの甘みやクルミの香りは正直、あまり感じなかったのですが、その分、生地の甘みや旨みがが際立っていました。
パリッとした焦げ目の内側はもちっとした食感。
フルーツ入りの食パンは、フルーツが主役になることが多いと思うのですが、この食パンはフルーツが脇役になる食パンでした。美味美味。
他にもバゲットなども美味しそうでした。またお邪魔したい。
ごちそうさまでした。